現場の動きの目安として数値として・・・
■業績を決める要因
今期・今月の業績を決める決定要因は何か?
それを見つけ、その具体策を現場に落し込む事で業績を上げやすい環境になります。
単純な業績決定要因の見つけ方は、
〇年間・月間の売上目標高を設定
〇年間・月間の読める売上高(通常でこのぐらいは出来る数字)を検討
〇差額金額(目標マイナス読める売上高)の把握
重要なポイントはこの差額金額を
・どの商品を
・どの顧客にぶつけて
いくら稼ぐのか?を検討する事です。
そして、その商材づくりを検討したら、
・誰が
・いつ
・どのようにやるのかの実行具体策を策定する事です。
業績を作り出すとは【どの商品を・誰に・いくらで・どのように】の基本項目がないと業績はつくれません。
この業績をつくるポイントが業績決定要因を見付けることになります。
■A社(食品スーパー)の業績決定要因
Aスーパーは売上高向上の為に客数UPが必要と検討し、その為には固定客の来店頻度UPが必要だと考えました。
此処まではよくある事であるが、具体的に固定客の来店頻度UPをどのようにしていくのか?
その方策を商材化しなければ具体的な動きは出来ません。
Aスーパーはその為に会員制度導入を決め会員募集促進を図る為に、販促割引カレンダーを2万人に無料配布して、その中から会員申込を1万人と目標を設定。業績決定要因として会員数を1万人確保できれば想定する固定客の来店頻度は達成出来ると考え、活動を徹底させ成果を収めました。
業績決定要因は現場の動きの目安として数値として見える化出来るほど、効果が発揮できます。
ご参考にしてください。
以上
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二