2017年2月6日 ◆ ◆ セルフコントロール・マネージメント力 ◆ ◆
マネージメントサイクルを息を吸ったら吐くように…
■P・D・C・Aサイクルとは回り続ける事
目標未達には、3つの原因があるといわれます。
○計画段階の不備
行動は予定通りだが、やるべき事が間違えているケース
○実行段階の体制・能力・行動力の不足
やるべきプランは正しかったが実行力が不足しているケース
○マネージメント力量不足
プランも正しく、行動も予定通りだが、進捗確認・軌道修正不足により成果が思うように出ないケース
経営コンサルタントを27年やっている経験から観える事は、計画段階の不備による目標未達は非常に少なく、能力・行動面やマネージメントの力量不足が多いと感じます。
このような視点からも目標達成には、チーム・メンバーをコントロールするマネージメントアクションが必要です。
目標を掲げ、正しいプランを作り、その通りに行動したとしても、多くの場合は予定りにいきません。これが仕事です。
ものごとは予定通りにいかないから、『計画・実践・現状確認・軌道修正』の概念に基づく仕事の技術としてのP・D・C・Aサイクルがあるわけです。
サイクルは回り続ける事でその効果が発揮できます。回るとは、日常業務のなかでスムーズに運営される事であり、回り続けるとは、社員の日常活動、基本動作になっている事です。
■知識、情報を自分に合った形や求める形にフイット
成熟社会の進化形である現在は、セルフコントロール・マネージメント力が求められます。必要な知識、情報は検索すれば、手に入ります。
そのうえで自分のものにする為には、その知識、情報を自分に合った形や求める形にフイットさせるセルフコントロール・マネージメント力は必須能力になっています。
例えば、糖質マネージメントは世界中で流行してます。TVCMで有名なライザップもダイエット事業で成功した糖質制限食品(パン、ケーキ等)をフアミリーマートで販売しています。
これも成熟社会を生きていく為に必要な物を与えるから、やる気のある人は自分で糖質コントロールの情報を得て、自分に合った形でセルフコントロール・マネージメントを促せる『きっかけチャンス』を提供しているビジネスモデルです。
仕事でもプライベートでも、マネージメントサイクルを息を吸ったら、吐くように、朝起きたら、顔を洗うように意識をせずにできるレベルが仕事の現場力や個人の仕事力・生活力でも求められています。
以上 |