第1章 これが中小企業の実態だ!
●中小企業とはどのような組織なのか?
中小企業は「ないない尽くし」の組織/社員の不満~経営理念・経営方針がわからない!~/社員の要望~もっと自分たちの声を聞いてほしい~/中小企業の社長は皆同じ人種!?
●中小企業の病気を分析する
病気1~仕事の委譲・基本動作~/病気2~数字の認識・組織づくり~/病気3~標準化・道標づくり~/人こそ企業の宝である
●会社の規模で変わる経営スタイル 30人未満企業、30~50人企業
30人未満企業の経営スタイル/監督者不在による現場混乱組織・A社/30~50人企業の経営スタイル/船頭なき寄せ集め集団・B社
●会社の規模で変わる経営スタイル 50人~100人、100人超企業
50~100人企業の経営スタイル/会社の成長スピードに人の成長が追いつかない企業・C社/100人超企業の経営スタイル/型はあるが必要機能のない組織・D社/問題解決の場がない衰退企業・E社
|
第2章 企業の成長に必要な3大要素を理解する
●中小企業を安定させる7基盤・3環境・3原則
会社を強くする7大「経営基盤」
●基盤を強固にする「環境」づくり
公開経営/全社員参画型経営/一体感経営
●環境づくりを後押しする三つの3原則
継続して栄えるための「マイスター式継栄3態原則」/企業のしくみをつくる経営形態3原則/企業の生命をつくる経営生態3原則/企業の成長をつくる経営動態3原則
●揺るぎない組織をつくる「経営基盤」づくり
会社はどのように成長するか?/企業規模別基盤づくりのポイント
●マイスター式6段階基盤構築法
経営基盤づくりに必要な二つの視点/経営基盤づくりには時間がかかる/経営基盤は六つのステップでつくる
|
第3章 戦う前に身につけておくべき躾づくり
●まずは会社を理解させることから始めよ
なぜ「躾づくり」が必要なのか/会社・商品を知らなければ戦う集団にはなれない/社員が商品に関心がない会社/社内に「セールス」する社長
●規律を重視する組織をつくれ
スタンダードルールとローカルルール/規律の背景・理由を伝える/ザ・リッツ・カールトンホテルの行動指針
●決めごとを守るしくみ・人を育てよ
やらせるシステムとやらせる人を育てる/決めごとを守らない会社に「ご褒美」は訪れない/社長は「歩くルールブック」から脱皮せよ/「三つ子の魂」教育
|
第4章 組織を動かすルール・基準づくり
●できて当たり前の「基本動作」を身につけさせろ
4種類の基本動作/できなければ社会人失格の基本動作/業界固有の基本動作/会社・部門固有の基本動作/リーダーの基本動作/基本動作定着までの6ステップ
●標準化で仕事の達成レベルを上げよ
標準化ができない会社はムダばかり/キーピングロスをなくす/仕事を教えない職人集団/2種類のマニュアル/仕事の達成レベルを早める方法
|
第5章 会社の未来を照らす道標づくり
●「我が社・我がこと」意識を持たせろ
社員の迷いを払拭させる道標づくり
●公開経営で「我が社意識」を植えつけろ
「社長の会社」と「私たちの会社」/まずは考え方を公開する/次に業績の公開をせよ
●経営理念を掲げ、組織の軸足をつくれ
経営者の使命感・理念を社内に浸透させる/使命感を浸透させる二つの方法/経営理念づくりから生まれる8の効果/経営理念とは企業の存在意義である
●夢を生み出すビジョンをつくれ
ビジョンとは何か/長期・中期・短期のビジョン
●経営改善計画書をつくり、会社の羅針盤とせよ
社長だけでつくらない/作成しない社長は怠慢である/計画書作成時に気をつけなければならないこと/羅針盤づくりへの参画が現場の迷いを消す
|
第6章 自分で考え、自分で動く人財づくり
●組織づくりに必要な原則を理解せよ
なぜ古参幹部が生まれるか/組織は「必要機能」から考える/一人のリーダーが管理できるのは5人まで/組織を動かすマネージングプレイヤーの役割
●マネージングプレイヤーのポイント1「褒める」と「叱る」を使いこなせ
「習慣づけ」は簡単なことではない/人を褒めるときのコツ/叱るときのポイント
●マネージングプレイヤーのポイント2 方向性を明示せよ
アテネオリンピック日本代表に学ぶ成功事例/方針を繰り返し訴え続ける
●マネージングプレイヤーのポイント3 価値判断・行動判断基準の語り部になれ
会社が成長するほど報告・連絡・相談は欠かせない/すり合わせるべき10の価値判断基準
●マネージングプレイヤーのポイント4 業績目標の達成推進者をつくれ
業績に責任を持つとは
●マネージングプレイヤーのポイント5「やる気」の導火線に火をつけろ
仕事にやりがいを見いだせない若者たち/自立人をつくるための五つのステップ
|
第7章 組織を維持・成長・発展させる明日の種づくり
●事業と商品のライフサイクルをつかめ
経営者がつくる魅力ある事業構造/事業や商品も衰退していく/産業が衰退しても会社は成長できる
●労働集約型から知識集約型へ移行せよ
いかに付加価値を上げるか/労働集約型からの脱皮~三つの成功例~
●先行管理で「明日の種」をまけ
幹部による商材戦略的・戦術的種づくり/時間は平等に与えられている/1カ月で3カ月分の対策を練る/必ず業績を上げる業態別業績検討方法/自社固有の先行管理体制をつくる/時間を先取りする環境づくり
|
第8章 戦いを勝ち抜くためのセオリーづくり
●セオリー1 目標原則、現実原則を守れ
借入金の「目標原則」/経営のバランスを保つ「現実原則」
●セオリー2 ベース力の高い経営を志向せよ
ベース力とは会社の安定性
●セオリー3 組織の学習能力を身につけさせろ
勝つ組織、負ける組織
●セオリー4 自然治癒力を高めよ
早期発見、早期治療/危機対応レベルをチェックする
●セオリー5 「プロ化」を推進せよ
自分の職業認識を持つ/プロをつくる人材育成 ~内弟子制度~
●セオリー6 会社の原点を見直せ
売上を急増させた自家製パン屋/会社の原点とは創業の精神
●セオリー7 身の丈経営を実行せよ
経営者の価値観を形にする/会社を倒産させない9条件
|