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仕事の知恵袋

2022年2月17日◆ ◆ あなたの会社の業績とは               ◆ ◆

そもそもあなたの会社の業績とは一体何だろう?・・・

■あなたの会社の業績とは
業績の公開といっても、そもそもあなたの会社の業績とは一体何だろう?
一口に業績と言っても、
・売上高
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・経常収支
・1人あたりの付加価値高」などと色々あります。
 
■全社員をある特定の数値監督者にする
まずは、自社の経営レベルに応じ、「我が社の業績とは何か」を定める事。ただし、社員が売上総利益を理解していないレベルで、「営業利益について」と言われてもチンプンカンプンになるのは当然だ。
これは順次レベルを上げればいいだけの話である。経営数値は専門学である。その意味やしくみを理解していないとわからない。しかしその最低知識を理解することは難しくない。
業績を定めたら、社員1人ひとりに到達度を確認させる。例えば1人あたり付加価値高(月間)の基準が100万とする。この基準に照らし、今月は「○」か「×」かを明確にすることである。「×」ならばあと幾ら足りないか、そしてどのようにすれば達成できたのか
を反省し、次の月に生かす。この繰り返しが基本である。
 
そして全社員をある特定の数値監督者にすることである。
特定数値とは
・売上高
・売上総利益」などの経営基本数値であったり、
・特定商品の在庫数
・新規開拓数
・クレーム数」などの管理指標であったりする。
 
一人ひとりが数値の責任者になると、必ず責任を持って数値を押さえるようになる。そしてその数値項目の担当を3カ月単位で交代させると、いろいろな数値項目に興味を持ち、理解が促進され、共有化が図れる。
社員は、会社から個人的に得られる満足感、例えば、報酬、昇進などに対する満足感のみならず、会社の目標達成に対する満足感、そこに参画した喜びをも得たいとする願望がある。
社員を基本数値の監督者にする事で、満足感を満たす事が可能になります。
 
ご参考にしてください。
                               
                                                                      以上
                                                                               マイスター・コンサルタンツ株式会社
                                               代表主席コンサルタント 小池浩二
 

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