W.各部門毎の立案方法と運営方法

《1.今期・半期・3ヶ月の業績決定要因を明確にするから勝てる計画書》
@社長が役員・部門長・部門NO2クラスを集めて、経営部門の内容を発表し、内容の確認・各部門毎の作成ポイントを指示
A各部門毎の重点方針・具体策は各部門長・NO2で経営部門の内容を確認し、各部門毎の商材戦略・戦術を立案する
経営部門の担当項目の発表 → 部門の業績決定要因の立案
部門の重点方針の策定
→ 部門の実践具体策の策定
社長が発表   部門長・部門NO2で作成   全社員で作成
B各部門毎の実践具体策は全社員で作成していく
C各部門毎の重点方針・具体策は1/4半期毎つまり3ヶ月に1回の期間で作成
D『1/4半期=3カ月毎』を一つの単位とし、作る事が、より実態に即した内容となる

この1/4半期毎に、1/4半期の戦い方を具体的に明示する事は、部門長・部門bQの方々にとって実践的な教育になる

《2.日々、実践で活用できる商材戦略重視型計画書》
@各部門長・NO2は経営部門の内容を確認し、各部門毎の商材戦略・戦術を立案する。
具体的には
・○/4期の読める業績と目標との差を確認
・次にその差を埋める○/4期業績決定要因(最重要項目・ポイント・真の業績決定要因)を検討
・そして取組んでいく○/4期重点方針を設定する
Aその上で、各部門毎の実践具体策、担当、スケジュール、推進者を全社員で検討し、作成する
方針は、レール。このレールを各部門毎に引く。全社員にレールを示す事で、初めて全社員参画型スタイルの経営計画書が出来る

《3.毎月のチェック・対策立案で学習能力が高まる反復連打活用法》
@計画書が出来たら、次は運用面での実践具体策の進捗状況の確認です
A計画書は、作るのが目的ではない。重要なのは、全社員による作成、活用する事。
B毎月末に、実践具体策の実施状況を確認していく事が計画書では最重要となります。
コラム 関連コラム: 会社の元旦となる経営計画発表会

〜最後に〜
経営方針を経営者が作り、発表する。

【発表したから後は皆でやりなさい】では経営方針の意味が理解できず、社員自身が具体的に動けないので、方針が浸透しない。

ならば、最初の作る段階で、全社員に方針を落し込む流れで作る方がわかりやすい

初めて作る会社の社員は『何か新しい事をやらされる』感覚になる。最初から全社員が協力してやるスタンスは直ぐに揃わないのも事実。

しかし、何回か繰り返すと定着してくる。現場で活用出来る中身を前提として、全社員で考え作成するから、実践度合いが高まる。中小企業には全社員参画型による作成とその運営方法が大事になる。

計画書は対外的なものではなく、社内の問題である。やはり使える内容にして、徹底して使っていただきたい。

是非、全社員参画型での経営計画書づくりにチャレンジしてみてはいかがですか?

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