T.会社のインフラ整備としての基本動作

《1.規則性の仕事を円滑に進めるインフラが基本動作》

@業績の下降時は必ず、基本動作の乱れが引き金になる。

A下水道・道路等、生活に必要なインフラがあるから生活ができる。同じ様に会社に基本動作というインフラが整備されるから円滑に運営される。

B会社の人間集団のレベルを上げるのが基本動作で、良い会社をつくる為に必要な基礎的な環境である。

Cヤル気・実行力・ 継続力があれば、誰でも・いつでも・どこでも業績を上げる事が出来るもの。

仕事に関わる位置付け
特徴
20%の仕事は創造性が必要 体験・経験・知恵等を活用し、創造に関る業務
80%の仕事は規則性で繰り返している ルーチンワークと呼ばれる規則性・繰り返しの業務

仕事の80%はルーチンワークと呼ばれる規則性・繰り返しの業務である。この部分が基本動作に該当する部分であるが故に基本動作を守らないと業務に支障をきたす。


《2.基本動作の種類》
基本動作の種類は大別すると、3種類になります。
@業務上の基本動作・・・・・社会人として、働くうえにおいてどの会社・店舗でもやらねば仕事にならない基本的な動作である。
朝礼 指示命令 決定事項遵守
会議・ミーテイング 行動計画 報告連絡相談
整理整頓 習慣づくり 問題点解決
挨拶 判断基準の理解  
 
  A業界固有の基本動作  
意味 業界らしさが表れる基本動作で、挨拶でも新鮮なネタを扱う寿司屋と金銭を取扱う銀行では同じ『いらっしゃいませ』でも違う。
内容 家具屋さんだったら、机の持ち上げ方を覚えます。これは家具屋さんの基本動作と呼ばれるものです。
 
B会社・部門固有の基本動作
意味 自社・自部門しかやらない固有の基本動作でこの基本動作が多いほど、ノウハウがある事になり、他社と差別化が出来る。
内容 一時期のマクドナルドがハンバーガーを買ったら、『ポテトは如何ですか』と一声運動をやりましたけど、これはマクドナルドの固有の基本動作です。

創業して30年の会社には30年の時間をかけた『会社なりの基本の仕事のやり方』があり、これが現在の業績をつくっています。これを無視して、『自分なりのやり方』でやっても、上手くはいきません。

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