紙に書かれた文章であっては何にもならない・・
経営理念とは紙に書かれた文章であっては何にもならない。
それが日々の仕事のなかで体現され、一人ひとりの血肉になって初めて生かされる。そのためには、あらゆる機会に繰り返し繰り返し訴え続けなければいけない。この繰り返しが「理念経営」を実現させるのである。
その浸透方法としてハードによる浸透策とソフトによる浸透策がある。
■ハードによる浸透策
・事務所などへのパネルの掲示
・名刺への印刷
・封筒・請求書などへの印刷
・経営理念カードの作成と配布
・メールでの告知」などがある
■ソフトによる浸透策
・取り組むべき項目を会社固有の基本動作としてセルフチェックさせる(毎月の実施状況を確認)
・人事考課項目に取り入れる
・経営理念の手引書をつくり、理解させる
・朝礼。会議などの前に唱和する
・人財育成システムに導入する」などがある。
経営理念の「文言」を覚えるのはたやすい。肝要なことは、その文言に集約されている意味合いをよく理解することであり、その考え方を実現するために必要な行動を取ること、そして取ってはいけない行動は取らないことである
ご参考にしてください。
以上
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二