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2022年3月4日◆ ◆ 基準に照らして問題を考える ◆ ◆

問題の発生源を押さえる事が・・・

■問題とは何かを理解する
問題とは『目標・理想・在るべき姿』があるから問題点が発生します。
目標・理想・在るべき姿に対して、現状の状態が
・よくない状態
・悪い状態
・もっとよくできると思う状態
・迷惑をかけている状態ならば、そこにギャップ=問題がでます。      
 
つまり、
○○がない
○○が出来ない
○○が不足
○○が不備
○○が不徹底
○○が不適
○○が未達成と言われる場合です。
 
8割の問題は2割の根本原因から発生しているといわれます。つまり、2割の根本原因を押えることです。根本原因とは例えば、
 
・子供が泣いている(現象面の問題点)
理由を聞くと
・おなかが痛いと言っています(表面上の問題)
さらに何故、おなかが痛いのかと確認すると
悪いものを食べたといいます(根本原因)
問題解決の場合の基本は、この根本原因を見つけることがポイントになります。
 
■基準に照らした問題
問題が発生した理由を確認すると、
・それで良いと思っていた(基準が不適当)
・これぐらいで大丈夫と考えた(基準が曖昧)
・まさかと思っていた(基準がない)
・うっかりしていた(基準どおりにしていない)
・知らなかった(基準を教えていない・知らない)とよく返ってきます。
 
発生する問題の本質を基準という尺度で分析すると問題の発生源を押さえる事ができやすくなります。
 
ご参考にしてください。
                               
                             以上
 
                                       マイスター・コンサルタンツ株式会社
                 代表主席コンサルタント 小池浩二
 

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