業務が出来ない為に発生するロス・・・
■技術革新・・RFID活用による画期的業務改善事例
ユニクロの小会社で洋服製造販売のGUという会社があります。
GUは自動精算システムの先駆けの会社です。それを可能にしたのが、RFIDというIDチップと小型アンテナが一体化されてタグです。この中に、販売価格、品番、カラー、サイズ、製品ナンバー、製品ロット等。
最もメインとされる機能は無線電波を利用し、書き込まれたデーターを離れた場所から一括で瞬時に読み取ることが可能です。この技術により、自動精算や棚卸しの画期的業務改善が可能になりました。
この方法はコストダウンの視点で観ると、製造方法・原材料等の変更を通して、コストをドラステックに変える方法コストリダクション活動となります。
これに対し、もう一つの観方がコストキーピング活動。本来のコスト(仕様書・設計書・見積書通り)に抑える活動でキーピングロスを防ぐ視点です。これは、本来出来なければならない業務が出来ない為に発生するロスの事です。
■仕事の基準が原因となる問題点
キーピングロスの発生は、仕事の基準に起因するケースが多いです。そのチェックポイントは以下の5点です。
・基準が不適当な事はないか(それで良いと思っていた)
・基準が曖昧な事はないか(これぐらいで大丈夫と考えた)
・基準がない事はないか(まさかと思っていた)
・基準どおりにしているか(うっかりしていた)
・基準を教えていない・知らない事はないか(知らなかった)
ご参考にしてください。
以上
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二