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仕事の知恵袋

2021年7月19日◆ ◆ 三つ子の魂百までは生産性向上につながる ◆ ◆

教えるから会社の生産性は向上していく

日本の格言に「 三つ子の魂百まで」がある。
 
これは人間の人格形成の基礎は幼児期にあり、純粋で吸収力が高いうちに鍛錬すれば教育効果が高いが、大人になってからでは自分の考えや経験で凝り固まり、効果が薄い事を意味する。
多くの中小企業は三つ子の魂で形成されない社員構成になっている。つまり、大半の会社が中途採用社員で構成される為に自分の考えや経験で凝り固まった集団である。
 
その集団で戦う為には自社についての「三つ子の魂教育」=最低限必要な躾づくりが必要になるのである。
 
この躾けづくりには
●会社で働く為の物の見方・考え方をベースとする価値判断基準
・経営理念 ・ビジョン ・運営方針等
 
●会社固有の基本動作をベースとする業務オペレーション
・業務マニュアル ・基本動作 ・チーム運営方法等がある。
 
仕事が増え、会社が成長してくると、仕事をする為に必要な人数が揃える必要性が生じる。しかし、単純に人を揃えるだけならば、必ず企業の一人当たり生産性は下がる。
揃えたうえで、自社の仕事の考え方・やり方を教えるから会社の生産性は向上していく。
 
ご参考にしてください。
                               
                             以上
 
                                       マイスター・コンサルタンツ株式会社
                 代表主席コンサルタント 小池浩二
 

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