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仕事の知恵袋

2021年2月19日◆ ◆ チーム固有の12ヶ月のチーム運営カレンダー ◆ ◆

全体の70%を占める定型業務のレベルアップにつながります

■学習能力を高めるチーム固有の12ヶ月のチーム運営カレンダーをつくれ
どの会社・チームも毎年、同じ時期に同じような事を繰り返します。
1年間12ヶ月の期間の中でやるべき事は、毎年そんなに変化することはないと思います。
 
我々凡人のやる事は、どの会社・チームでも大差はありません。あるとすれば、成功・失敗事例を学習し、それを次に活かす事が出来るかどうかがチームの学習能力の差として現れるのでしょう。
 
つまり、必然的な負けの戦い方をしている事に気づかなければ、成長できないでしょう。
 
■チーム運営の学習能力アップには、自チームの12ヶ月の動きをまとめる
決算月を起点に12ヶ月ごとに
・年間合計売上に占める売上指数
・四半期毎(3ヶ月単位)の業績を決めるポイント
・キーポイントになる商品・販促・ものづくり・労務・資金・教育等の実施事項を
前年実績で分析します。そして、今年度の計画を立てます。
そうすると次は、実行計画をつくります。学習能力の乏しい会社・チームは実施する時を起点に考えますが、これが失敗の元につながります。
 
実施する時期は毎年大した変化はありません。それでも失敗するのは、準備する時期が遅いか、もしくはその内容にあることに気が付かねばなりません。
 
■チーム固有の12ヶ月のチーム運営カレンダー
経験上から観ると、準備する時期が遅い事の原因が多いようです。
ここでの最大のポイントは『実施する時期ではなく、準備する時期を起点に実行計画をつくること』にあります。つまり、チーム固有の12ヶ月のチーム運営カレンダーをつくりあげることです。今年、『10の力』でやった事を来年は『8の力』でやる為には、学習能力を高め、その効果を発揮するしかありません。これが会社・チーム固有のノウハウになり、
全体の70%を占める定型業務のレベルアップにつながります。
 
 
ご参考にしてください。
                               
                             以上
 
                                                   マイスター・コンサルタンツ株式会社
                 代表主席コンサルタント 小池浩二
 

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