社員楽働者(らくどうしゃ)度合い を高める事も・・
仕事には3つの取り組み方がある。
・仕事を楽しむ
・仕事を生活の糧とする
・仕事が苦痛
どの取り組み方でも、1日の中で最大の時間を費やすのが仕事である事には変わりない。
目的意識がなければ、人が羨む仕事でも不平・不満を言い、苦痛を感じる。
目的意識があれば、下積みの苦しさも成長のステップととらえ、一つ一つの体得を喜びと感じ、楽しいと思える。
仕事への3つの取り組み方の『仕事を生活の糧とする』は万人共通である。しかし、目的意識のあるなしが喜びになれば、苦しみにもなる。正しい目的意識をいかに持つかが、仕事を出来るようになるコツでもある。
■社員楽働者(らくどうしゃ)度合い
何か新しい事にチャレンジする際に
●やる気はあるが経験不足の社員
●あまりやる気はないが、経験のある社員の
どちらにやらせるかの選択がある。
この時の経験が曲者で、この経験は新しい事にチャレンジする時に弊害になる事が多い。仕事の業務知識・技術は入社3年社員とベテラン社員の差が少なくなってきている。
ある会社の入社5年目の高卒社員23歳のA君は日本一のシュアを誇るメーカーの商品開発の責任者として頑張っている。入社3年目までは営業、その後一部を兼任しながら、商品開発業務に携わっている。中小企業のお決まりで経営者が商品開発を担当していたので、この分野に標準化されたノウハウは殆んどなかった。試行錯誤、周りの協力を得て、成長してきた。入社直後からA君の事を知っているが、自信を持って自分の仕事を楽しんでいる。
人が集まる会社、やりがい・働き甲斐を感じやすい会社を目指す事とは、働く社員が幸福になる事を意味する。社員が会社を選ぶ基準は待遇、しかし定着していく要因は納得して働けるかである。会社の内面への満足度を高める事=社員楽働者(らくどうしゃ)度合いを高める事も会社の価値の一つになる事をご理解していただきたい。
ご参考にしてください。
以上
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二