人を迷わせないレベルで物事を判断・・・
■成長企業での事例
・して欲しい事を示して伝える事
・仕事をたくす。まかせる
・?してもらう(お願い)
・物事に対しどのようにして欲しいかをお願いする事
・お願い
・他人に対し、行動やタスクを示す事
・具体性のある事を分かりやすく伝え、実行に移してもらう
・やるべき事
・的確なお願い
・相手に行ってもらいたいこと
上記の10の言葉は、ある会社の10人のマネージャーにテスト形式にて確認した設問『あなたが考える指示とは何ですか。一言で定義してください?』に対するマネージャーの回答です。
10人が10人とも指示の定義が違っています。この会社は2004年に創業された若い会社ですが、経営者・経営陣・幹部・社員の皆さんが頑張って、社員パート数680名・年商30億弱までに成長された企業です。
■コミュニケーションは優先順位の高い仕事
●命令とは、達成すべき目的・目標を示す事
●指示とは、やるべき手順を示す事
ビジネスは必ず上司の命令と指示からスタートし、具体的な目的・そしてその手順を示す事が仕事の合図となります。リーダーは、命令や指示を出して部下を動かし、組織を動かし、目標達成にけ、責任を遂行します。
会社・チームの目標や方針を具体的に示すのが命令です。上記の10人のマネージャーの例で考えると、仮にチームの目標や方針は理解させても、その仕事の与え方がバラバラ(指示のやり方が皆違う)なので、成果を出せるマネージャと出せないマネージャーが存在するようになります。
■価値観と価値判断基準は違います。
●価値観・・・仕事をする為の同志としての一体感づくり
●価値判断基準・・・組織、現場、人を動かす為の定点ポイントとなる基準
例えば、交通社会では
●価値観・・・思いやり運転をしましょう
●価値判断基準・・・赤色は止まる、黄色は状況で判断、青色は渡ってもよい
ポイントは、人を迷わせないレベルで物事を判断させる基準、ルールが組織にあり、それを誰もが出来るようにシステム化されている事が組織運営のポイントです。職場に指示命令の共通の定義を設定するだけで人の動かせ方・動き方が変わります。
ご参考にしてください。
以上
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二