プレーイングマネジャーだけでチームは・・・
■マネジメントの行動スケジュールをつくれ
プレーイングマネジャーの行動スケジュールには現場での動きに関するものとマネジメントの行動スケジュールがあります。
この両建てで行動予定を組まないとチーム運営はできません。例えば田中さんがに鈴木さんに対し、『11月5日までにA社の見積書を出してくれ、中間報告日は10月30日』と指示命令します。この場合、指示命令の記録を残さないと、忘れる事が多いのが実態です。何故なら、この指示命令の中間報告日をマネジメントの行動スケジュールの中に入れていないからです。
■プレーイングマネジャーと専任マネジャーの違い
『今日は誰にどのような指示命令を出した』の記録を残さないと現実的に出来ません。行動スケジュールは現場での行動だけではありません。ここがプレーイングマネジャーと専任マネジャーの違いです。中小企業のプレーイングマネージメント体制を成立させるには、如何にサブリーダー、メンバーに協力してもらうかが絶対条件となります。指示命令でも、必ず報告が来るように躾ける、環境をつくる事が大切です。だから、プレーイングマネジャーだけでチームは動かせない様になっている事をご理解していただければと思います。
ご参考にしてください。
以上
マイスター・コンサルタンツ株式会社
代表主席コンサルタント 小池浩二