T.何故、決まった事が決まった様に出来ないのか?

《1.決め事を作れないから、烏合の集団になる》
@決め事とは人を動かす第一歩で、『誰が、何を、どのような方法で、目標はいくらで、いつまでにやるか』を決める事である
A決め事を発生させる種類は《業績・経営方針・基本動作・会社のルール》に関するものに大別される
Bその決め事を決める機会は会議やミーテイングや上長からの指示命令であります
Cやるべき決定事項が明確でないと仕事はルーチンワークしかなく、業績は上がりにくい

《2.やらせるシステムがなく、やらせる人が居ないから決定事項は守られない》
@多くの会社の現状は
・決め事を守らせるには、キメ細かいチェックシステムの構築と守らせる人の育成がポイントとなるが
・しかし多くの会社ではシステム化の方法がわからず、やらせる人は社長が口やかましく言うのみ
・結局真面目にやるより、やらなくても何も言われないので『会社にやらない風土』が蔓延してしまう。
Aだから役員・部門長がその機能を果たさないと決め事を守らない風土が出来上がる。
B守らせるとは怒る事ではない。何故守れないかを考えさせないと何も解決しない。
・それはやり方がわからないのか、
・やり方がまずかったのか、
・計画に無理があったのか
・それともやる気がないからか等々の原因をしっかりと掴むことです。

《3.決め事を守らないから、業績のご褒美は訪れない》
@決め事を作れないから、会社の集団が烏合の集団になるし、決め事を守らないから、業績のご褒美は訪れないのである。
A決定事項の関する3つの人材パターン
・言われなくてもやる人。
・言われてもやらない人。《この人は論外》
・言ったらやる人。《この人達を言われなくてもやる人に変えるを環境づくり》
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ご理解していない方も多いが、どこの会社も『当たり前の事を当たり前のようにやる決定事項』ばかりである。だから『決め事を守る事』が業績決定要因の一つになる。

組織は人が動かす。人が組織を動かしやすくする為には、やるべき事をパターン化する事である。
やるべき事のパターンを決めないから、習慣化出来ない。

やるべき事をパターン化する代表的な経営施策は@経営計画書の実践案とA業績検討の実践対策である。

決定事項はその内容を関係する人に公開し、共有させる。公開、共有化する事で決め事をやらないと職場に居られない風土作りになる。

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