T.リーダーシップ・マネージメントの誤解

《1.業績は上がらないようにできているからリーダーシップ・マネージメントが必要》
業績は上がらないようにできている。この事実を理解するとリーダーシップ・マネージメントで業績を上げる事の意味が見え始める。

《業績づくりの活動と管理の特徴》
活動 営業活動、生産活動であり、売上・利益を確保する為の活動
何もしないと減るものが多い
売上・粗利益率・利益・生産性・資金等
管理 本来あるべき姿から逸脱していないかを確認していく作業
何もしないと増えるものが多い
経費・売掛金・在庫等
↓
つまり、チームにコントロールされた活動と管理の機能を入れないと業績は上がらない。コントロールしていく活動と管理の機能がリーダーシップ・マネージメントである。

《2.リーダーとリーダーシップは違う》
リーダー 組織運営の役割としてなくてはならない機能
リーダーシップ ポジションに関係なく、みずからがリーダー役を買って、周囲を巻き込み、引っ張っていくこと

@リーダーシップが役職者のみに求められるのは間違い
Aリーダーシップはその人の役割遂行に必要な手段で、誰もが仕事上、必要である

《3.つまりリーダーシップとは》
@リードするスキルであり、周囲を引っ張り、巻き込んでいく事である。
Aリーダーだけではなく、全社員に求められる能力でもある。
Bリーダーシップは、高尚な知識でも学問でもない。それぞれの立場で実践していくスキル

《4.マネージメントとは》
マネージメントとは『ルール・制度やシステムを組織に導入する事によって、組織集団の動きをコントロールする事』
↓
仕組みがないとマネージメントは出来にくい事が本質=マネージメントは会社の仕組み自体
↓
誰がマネージメントをとっても、業務遂行のあり方に大差ない事がポイント

(1)マネージメントには効率性と再現性が求められる
効率性 チームにルールを定める事での組織集団の動きに効率性を与える
再現性 必要なコントロール機能を誰がやっても、同じように出来る事
▲UP
Copyright (C) Meister Consultants, Inc. All rights reserved.
無断転用を禁止いたします。
●マイスター・コンサルタンツHOMEページへ