2013年4月22日 マーケッターは社員
中小企業のマーケテイングとは何だろうか?
よくセミナー等でお話しする事ですが、実体経済を知っているのは学者でもなく、社員の皆さんです。
全ての社員は自分が作っている・売っている・サービスしている仕事以外は全てお客様の立場となります。
つまり、最大のカスタマー情報を持つのが、社員の皆さんです。
ただ問題は、そのような意識を持って、買い物をしたり、飲食したり、遊んでいるかであります。
世の中の動向はスーパーの特売チラシだけではありません。
生活の日常にヒントは落ちています。
アベノミクスに対応した販売方法はゴールデンウイークに住宅展示場に行けば、よくわかるでしょう。
デフレ脱却への対応が上手くいくがどうかは5月7日以降のマクドナルドに行くとわかるでしょう。
普段から行っている行動に意味を持たせる事がマーケテイングには重要です。
30名の会社なら、行動に意味を持つ30名のマーケッターがいれば、マーケテイングの感覚は養えます。
マーケテイングの機能は必要。然し部隊は持てない。
ならば、社員とマーケッターの兼任主義が現実であります。
営業の新規開拓と同じですが、ある特定に人にやらせるから上手くいく確率が下がる。
不足する機能は全社員で補うのが、中小企業の基本の対応方法。 |