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2012年12月10日 【ナゼ?なぜ?】は成長の宝

問題意識という言葉があります。

物事を『何故、こうなるのか?』の視点で捉える事によって、物事の本質を考える行為です。

8割の問題は2割の根本原因から発生しているといわれます。

根本原因とは例えば、子供が泣いている 。これは現象面の問題点です。

理由を聞くと、おなかが痛いといいます。これは表面上の問題です。

さらに何故、おなかが痛いのかと確認すると、悪いものを食べたといいます。これが根本原因です。

問題解決の場合の基本は、この根本原因を見つけることがポイントになります。

問題意識は、目的意識・役割意識・当事者としての自覚意識があるから、強くなります。

●目的意識・・・目的や目標を知っている事
●役割意識・・・それが自分の問題であると感じる事。
●当事者としての自覚意識・・・自分が何とかしなくてはと感じる事

チームの目指すものは何かという目的意識があるから、自分は何をすべきかの役割意識が出て、問題に気づき、自分の事として考えるわけです。

この行為を意識することで『考える行動』を習慣化できるといいます。

よく考えなさいといわれます。

しかし、日常から考える行為を習慣化していないと現実には時間がかかり、ムダに終わる事が多くなります。

 
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