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2012年6月4日 構造のビルド&アボリッシュ(創り・捨てる)の時代

構造を変える事が求められている。
今まで通りの会社運営をしたいけど、その市場は合わせてくれない。
だから、法人が合わせるしかない。これが会社構造の見直し。
構造というキーワードは2012年からの大きなテーマとなっている。
【スクラップ&ビルド】という言葉がある。
採算が取れない、将来性の見えない事業を壊し、その資金、労力を新しい事業に向け、立ち上げる事である。
このスクラップ&ビルドの考えは今を壊さないと次へは進めない考えであり、過去がつきまとう。
過去がつきまとうから、実現しにくい点がある。
明治維新はイギリス・ドイツを戦後はアメリカをモデルに社会作りが出来た。
しかし現在の日本は、モデルのない国・社会づくりへの挑戦している。
ここに難しさがある。
過去にとらわれ過ぎると前に進めない。先にモデルを作り、現状を壊す発想ではなく、捨てる発想の方がスピード感があり、現実性はある。
構造のビルド&アボリッシュ(build&abolish創り・捨てる)の時代だ。

 
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