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2012年4月9日 継栄の軸足とは

会社は潰れるように出来ている。
倒産件数はバブル好景気時期だろうが、現在だろうが発生件数は大した差はないのである。
勿論、倒産する要因は環境変化によって違えど、いつの時代も倒産が起こる事は事実である。
永らく継続して栄えているお店・会社には共通点がある。
それは経営者の名前より、お店・会社の名前が売れている事である。
勿論、創業当初は創業者の強烈な個性で切り開き、ベースが創られる。
そのベースが代々受け継がれていく中でそのお店・会社の基本の型が作られ、固められ、磨かれ、そして『自社固有の戦い方』が出来上がる。
では、歴史の浅い会社つまり今現在、創業者が経営をやっている会社、2代目・3代目の会社の場合は何が必要なのか?
まず、会社の戦い方の基本型を創る事である。
この基本型とは会社が継続して栄える為のセオリー=原理・原則である。
これをキチンと①知り、②解り、③出来るレベルに持ってくる事である。
セオリーとは軸足になり、迷った時に返る原点である。

 
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