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2012年2月20日 顧客を選ぶから、付加価値率が上がる

マーケッテイング力=ターゲットを絞る事。
つまり、「顧客を選ぶ」という事は、その選んだ顧客に「選ばれる存在」になる事でもある。
その選ぶ基準は、自社の商品(製品・サービス)の付加価値を理解し評価してくれる先である。 ターゲットを絞る行為は、本質的な顧客との対話の第一歩である。
自分達の価値を評価してくれているのは、本質的に誰なのか、そして、それはどこに居るのか。これを深く考える時である。
例えば、70歳以上の高齢化顧客ではダメ。次に元気な高齢化顧客、 老夫婦で生活する高齢化顧客でもまだ曖昧。介護は必要ないが足が弱っている高齢化顧客のレベルまで絞り込むとそのマーケットカテゴリーが欲しがる商品・サービスの開発・提供方法が見えやすくなる。
絞ったマーケットカテゴリーにフイットする商品を提供するから、付加価値率が上がる。
これを既存客で捉えると、誰に対して・どのような提案をするのかを深く掘下げて考え、提案する事と同じ事といえる。

 
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