2017年2月13日 ◆ ◆ 業績を決める決定要因を軸として、現場を動かす ◆ ◆
シンプルな原点を見つめなおす事…
■今期の業績を決める決定要因
御社の今期の業績を決める決定要因は何か?
それを見つけ、方針として打ち出し、具体策を現場に落とし込む方法が経営の運営方法としては非常にやりやすい。
単純な業績決定要因の見つけ方は、
○年間の売上目標高を設定(A)
○年間の読める売上高(通常活動で出来る数字・・・B)
○差額金額(A-B)が出る。
重要なポイントはこの差額金額を
○どの商品を
○どの顧客にぶつけて
○いくら稼ぐのか?
これを具体的に検討する事が必要となる。
そして、その商材づくりを検討したら、【誰が・いつ・どのようにやるのか】の実行具体策を策定する。
業績を作り出すとは【どの商品を・誰に・いくらで・どのように】の基本項目がないと業績はつくれない。
■A社(食品スーパー)の業績決定要因
Aスーパーは売上高向上の為には客数UPが必要と検討し、その為には固定客の来店頻度UPが必要だと考えた。
これはよくある事だが、具体的に固定客の来店頻度UPをどのようにしていくのか?
その方策を商材化しなければ具体的な動きは出来ません。
Aスーパーはその為に会員制度導入を決め、会員募集促進を図る為に販促割引付きのカレンダーを会員さんに配布するサービスを展開。
この販促割引付きのカレンダーとは、毎月の旬の食材の割引券をカレンダーに刷り込んでおり、その割引券を持参させる事で固定客の来店頻度UPに成功した。
この成功要因は業績決定要因を現場レベルですぐにできる行動に落とし込んだ事にある。
〇自社の業績決定要因は何か?
〇現場レベルでの具体的アクションは何か?
昨今の複雑なビジネス構造だからこそ、シンプルな原点を見つめなおす事も必要。
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