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2016年3月28日 数字に弱い会社は業績を伸ばせない

数値の羅針盤がないという事は…

数字に弱いとは、全ての物事に対し見方が甘く、具体性がない事を意味する。

幹部は少なくとも「必要な数字は覚える」・「計算ができる」・「数字を読む」、そして「数字を利用」する能力がなくてはならない。

数字を知らない、数字が読めない、利用できない、計算ができないという事では、目標管理や指示・命令に具体性が欠ける。

また、物事の判断に際し、具体的数値をもって対処出来ない幹部は致命傷である。

数字は最も具体的な日本語である。数字を敬遠している様では、いつまでも行動・管理に具体性が生まれてこない。

そのやり方は、会社として自己統制できる標準値を設定し、それを基準と

●望遠鏡…3ケ月先の数字を達成するための具体策の立案。

●双眼鏡…1ヶ月当月の最重点方針と突破口作戦の樹立。

●顕微鏡…今日1日は、スケジュール・段取を明確にする。

標準値ややるべき事を設定する事により、目標も立て易くなる。

また、目標未達時も、原因分析の糸口を見つけ易くなる。

数値の羅針盤がないという事は、レーダーのない船、飛行機が運航しているのと同様である。

危険の予知、対策が不可能になる。

 
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