2015年6月8日 ぶっちゃけこの仕事って…
夜勤明けの派遣労働者の男女が仕事の話をしていた。
建設資材等を建築現場に運ぶ仕事をしている様子で、その大変さを色々な視点から話をしていた。
その中でも特に力説していたのが、経験の浅いメンバーに仕事をやらせる事の苦労話である。
40代とおもわれる男性はメンバーを叱ったり、時にはご飯を食べさせたりして、仕事をやらせると話す。
20代の女性は、この仕事の必要性を訴えて仕事をやらせると話す。
『ぶっちゃけこの仕事ってきついよね!でもね、自分達がこの資材を運ばないと、電気を作れない現場もある。電気を作れなければ、電車も動かない。電車が動かなければ、人も社会も困る。
このように私達の仕事は重要な役割を担っている。だからやりましょう』この20代の女性はこのように説明すると話をしていた。
どこで学んだのか知らないが、この視点で仕事を説明できる事が素晴らしい。当然仕事だから、楽しい事よりしんどい事が多い。
でもこの仕事を続けていく理由の一つに社会との関わりを感じる事は、人間としての労働観や職業観を目覚めさしてくれ、誇りややり甲斐を仕事を通じて感じるようになる。
特に、若年層の働き人は、この社会との関わりを感じる事を求めている。 |