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2014年9月8日 中期計画の展開② 失敗予防策も計画


  
経営は良い時もあれば悪い時もある。

中期計画の実行に当り、上手くいかない状態も想定しておくべきである。

仮に、悪い状況になって引き際を考えるのではタイミングを逸するケースがよくある。

最初に『どういう状況になったら引くのか、止めるのか、どのぐらいにセーブするか』の基準を決めていただきたい。

どうしても人間は不思議なもので、あと少しこれが上手くいけばとか、あのお客様さえ開拓できればと変化していく事を願望的に思う。

ただ、その願望にすがる間に経営はバランスを崩す。最初に実行停止の基準というものを設ける事が大切である。

◎失敗事態の初期サイン

◎失敗事態の抑制方法

◎失敗事態の退去方法

又、違う視点で見るとその戦略を展開する時に『発生する副作用と懸念される損失』を考える事も必要。

人間は習慣の動物である。新しい事をやろうとする時にはノーという発想が多い。

それをいかに払拭していくかである。

この場合は、

◎阻害要因の検討

◎克服手段を検討しておく事がポイントになる。


 
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