マイスター・コンサルタンツ中小企業経営ノウハウマガジン
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中小企業が成長するための問題解決ノウハウマガジン 2005年度
             2005/4/01 Vol.20

《継栄の軸足》 
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*** 成長させる経営戦略V  ***


■戦略の展開方法

E復刻技術

技術といっても、昔のものを現代の仕組み・仕様・生活スタイルに合わせ、も
う一度復活させて成功しているケースが多い。
過去の商品を今の技術を使って再び甦らせる。これも応用技術であり、これこ
そ中小・中堅企業の力量の見せ場である。
例えば、ある鏡台メーカー(ブライダル客主体)は50代以上女性をターゲット
に花嫁道具として購入した鏡台を現在の自宅にあわせ、こだわりのある鏡台へ
作り替え提案する事で10万の鏡台が50万以上の商品へと変身させている。

F既存顧客の先にいる顧客を見つめる

既存顧客の「先」にいるお客さまを常に想定しながら行動する。という意味であ
る。
既存顧客が伸びている業界であれば問題は無いが、多くの業界では寡占化が起
きており、努力しない既存顧客に依存して業績を落とす必要性は無い。(メー
カー・卸売り業)
例えば、ある水産仲卸業者は居酒屋に対し、当日水揚げされた魚を見て、魚料
理のメニュー提案、そして魚のさばき・加工処理で納品展開をしている。

Gマーケットを細かく切ってみる

中小・中堅企業の場合、一般的に30億円から100億円の小さなマーケット
を狙っていく必要がある。わが社が特化できるマーケットサイズを見つけ、そ
こでどう展開していくのかが重要。
マーケットサイズを製品の用途別に切り口を細かく切り、それを押えていく。
あるコタツを製造している会社はコタツそのものの需要は減少傾向であるが、
百貨店や駅の売店などでカウンターのなかにいる売り子さんの足下に置く電熱
マットを「売り子さん用マット」として開発した。電熱マットの市場は大きい
が、この市場は小さい。

H経営者が好きな分野・商材が重要

中小企業の戦略展開面で重要なポイントは経営者が本腰を入れられるかである
。やはり経営者が本腰を入れて動くとそれなりに成果は出てくるものである。
その為には経営者の好きな分野等は重要な要素である。

I成長産業分野と関連性

情報家電分野(18兆円)、ロボット分野(1.8兆円)、健康・福祉機器・サー
ビス分野(75兆円、)環境・エネルギー機器サービス分野(78兆円)、ビジネ
ス支援分野(107兆円)、燃料電池分野(1兆円)、コンテンツ分野(15兆円)
は政府が推奨している成長産業分野である。
当然、推奨している分野には様々な支援策が展開されている。成長分野に属し
会社運営する方が、成長しやすい事は事実である。しかもこの分野が自社の業
務と関連性があれば尚更の事である。
反面、進出企業が多いのも事実であるが、その関連性を考える事は重要である




次号はその展開の事例をご紹介します。

以上
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