コラム

仕事の知恵袋

2018年6月28日◆ ◆ 構造を再構築させる戦略の中期目標 ◆ ◆

経営の慣習をオールノーで・・・

■基本動作をよく理解している会社は少ない
 
中期目標は3?5年の期間で考える。中期目標とは会社の構造を再構築させる戦略でもある。つまり会社をどうしたいのかである。中期目標になると戦略的要素が強くなる。
私共は戦略を次のように考える。
『勝てる場所を見つけ出し、戦う武器、戦い方を決めて、もてる全ての資源を1点に集中させて戦い抜くことである。そしてその成果から得られる目的・目標の恩恵を当事者にもたらしてくれるものである。』
構造を再構築させる為には戦略が必要である。戦術・戦闘レベルでは構造の再構築は出来ない。構造を形成する戦略とは我が社の最適な場所を発見する事がスタートである。最適な場所とは1番運営しやすい・利益を出しやすい『規模』、『方法』を見つける事である。経営はマンネリとの戦いである。だから『経営慣習を全面否定する事』が大切である。自社の経営にとって無意識の慣習を見直し、最適な場所を発見し、それに適応させる構造を再構築する戦略が中期目標につながる。
 
この経営構造形成戦略は五つから構成される。
●人・組織戦略
●物戦略
●経営技術戦略
●資金戦略
●リスク対応戦略
 
■構造形成戦略
 
構造形成戦略は我が社の最適な場所、最も運営がしやすい経営の規模・方法を探求していく事である。経営の運営方法を経営者ご自身の性格に合った、会社の体質に合った、自分の業種に合った最適な場所を見つける事である。その為に経営の慣習をオールノーで見つめ直す事が大事になる。
 
                                                                                                               
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◆ 今回のまとめ ◆
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現在の環境では
●2020年までの実行計画
●2020年以降の構造戦略の2段階での中期計画立案が必要
 
ご参考にしてください。

以上
 
 
                                 マイスター・コンサルタンツ株式会社
                                 代表主席コンサルタント 小池浩二
 

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