コラム

仕事の知恵袋

2020年2月28日◆ ◆ コロナウイルスへの対応 ◆ ◆

経営決断はタイムリーが原則・・・・

新型コロナウイルスの感染拡大が、企業活動にも影響を及ぼしています。
インバウンド不況で愛知県のホテルが破産したり、中国現地サプライヤーからの仕入が困難となるケースも増えています。又、小中高の休校となり日常生活にも混乱が起きております。*2月28日現在
 
 
●政府より「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が公表されました。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
多くの人が集まるイベント・集会等の自粛要請、時差出勤等の施策が打ち出され、今後の大きなダメージを受ける様々な業種にもダメージを受ける可能性があります。
 
≪株式会社東京商工リサーチ マーケティング部レポートです≫
 
●新型コロナウイルスがビジネスに与える影響
? 感染拡大に関するビジネスとサプライチェーンの分析 ?
http://img03.en25.com/Web/TSR/%7Bd6210856-bed4-46ef-891b-f186c6c3a8
f0%7D_DNB_Business_Impact_of_the_Coronavirus_US_checked.pdf
 
●「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200220_04.html
 
●上場企業「新型コロナウイルス影響」調査(2月21日現在)
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200221_02.html
 
≪政府系の支援施策情報です≫
 
●新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者への支援
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2019/pdf/yobihi_gaiyo_0214.pdf
 
●日本政策金融公庫がセーフティネット貸付の要件を緩和
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200214012/20200214012.html
 
●下請事業者との取引について、親事業者に要請します
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200214011/20200214011.html
 
 
 
 
*今回のメルマガは2008年に発生したリーマンショックの影響を本格的に受け始めた2009年配信メルマガでリーマン対応ポイントの一部を発信いたします。
 
 
■非常時と平常時とでは価値判断基準が変わる
 
非常時・混乱時は、今までの常識が非常識となることもありうる。人がやらない事や耳ざわりな反対意見にも正論がある。
まず聞いてから判断、決断することが大切。
 
 
■経営決断はタイムリーが原則
 
環境変化が激しければ朝令暮改は当たり前。瞬時に判断し、決断することが求められる。
 
 
■資金繰り中心の経営
 
資金繰り中心の経営とは営業利益より預金現金主義のスタイルである。
つまり資金を中心にして、営業・製造・管理・人を見る事です。資金から営業施策を考えると売掛金の回収促進、条件を緩くして新規開拓したがるので与信限度を厳しくする等です。
 
■非常時こそ、現場での出来事を徹底的に連絡させよ
 
連絡とは事実を客観的に伝える事である。
それに対策を加えると報告になる。非常時での判断は社員では難しい。だから現場での出来事を連絡させ、上層部が判断していくスピード感が必要である。
 
 
 
ご参考にしてください。

以上
 
 
                                 マイスター・コンサルタンツ株式会社
                                 代表主席コンサルタント 小池浩二
 

コラム一覧を見る