2012年7月23日 給与が上がらない時代に
長時間労働が成果を生むという旧来の「労働集約型」を排除して、利益のつくり方の見直しや評価方法そのものを変えていかなければならない。
会社=トップ層だけで経営方針・戦略を練って、社員はそれに沿って作業をしてノルマ達成でOKの労働集約型時代は「人件費=コスト」の発想。
この従来からの考え方に問題意識を持つ時代が来ている。
知識集約型で稼ぐ21世紀は、創造性、独自性をベースにしたクリエイテイヴや大きさ・時間に比例しないクオリテイが重要。
21世紀の企業は付加価値を創る事が企業の大命題になっている。
この付加価値を高めるものが《人件費=コストという視点》に無理があるのかもしれない。
会社が継続していく為に総額としての人件費は適正化に徹し、同時に人財の価値は、クリエイテイヴ(仕事の創造)・クオリテイ(仕事の質・ 習熟度)が中心となっていくだろう。
また、その成果である付加価値貢献が高い仕事に対しては賃金をアップさせるような形態になっていくだろう。
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