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2012年7月9日 意味的価値

意味的価値を持つ商品・サービスは過当・価格競争になりにくい。

顧客の持つ価値には、客観的に評価できる機能や使用に関する【機能的価値】と主観的に価値を意味づける【意味的価値】がある。

リーマンショック以降は特に、技術の均等化が進み、単純機能での差別化は難しい。

一般的に、意味的価値の商品・サービスは高単価であるが、基本機能・仕様が特別に高いかといえば、一概には言えない。

それよりも顧客の指名買いが多い。あの商品・サービスを買うならば、あの店・あの会社から・あの人から買いたいとする行動である。

一眼カメラはこだわりを持つ顧客が多く、意味的価値作りが出来ている。

重要な視点は色々な観点から、見る必要があり、その要因も多数ある。

絶対的にいえるのは【意味的価値=人間の感性に寄与する事】である。

感性とは人間の持つ五感に響くものであるが、それを磨く為にはWHYが必要。なぜこうなるのか?何故、違うのか?何故、便利なのか?等。

つまり、意味的価値を作り出す視点に立つと、【問題意識を持つ考える社員】の創造が意味的価値を創り上げる要素にもなっている。

 
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