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2012年2月13日 あった市場・ある市場、そしてあるはずの市場

市場戦略には3種類ある。
●あった市場・・・時代の変化、消費者ニーズの変化で消滅した市場
●ある市場・・・現有、既存市場
●あるはずの市場・・・将来生まれる可能性のある市場
あった市場は、本質的には市場ではなく、企業が無くなる。代表的な市場にレコード針がある。ナガオカというメーカーは、今では独占状態。つまり、圧倒的に強い会社が生まれるのがこのパターンである。
ある市場は、成熟化・少子高齢化・人口減少化・グロバリーゼーション化で苦戦をしているケースが多い。
あるはずの市場は、創造(新しい市場を創りだす)・開拓(出来たばかりの市場を広げる)・深化(市場を狭く深く掘り下げる)・蘇生(勢いの衰えた市場をよみがえらせる)・シフト(従来の市場と違った市場へ振りかえる)・代替(機能や材料の変化で変わる商品、サービス)がキーワードとなる。

 
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