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2012年は構造を変える事が求められる

【解説】
  構造を変える事が求められている。
  代表的なものは、直接消費していく人口減少や法人の減少である。
  今まで通りの会社運営をしたいけど、その市場の顧客が減少すれば、必然的に会社の構造の見直しが迫られる。
  代表的な影響は、人口減少と高齢化社会である。
  この二つは同じように見られがちだが、本質的には異なる。
  人口が減らない高齢化社会ならば、緩やかな変化で済む。しかし、人口が減る中での高齢化社会は高齢化比率が加速度的に上昇していく。よって、直接消費の減少が影響を及ぼすようになる。
  関係会社で来期の数値見通しを3つのカテゴリーに当て込み行っている。
  ①売上が上がる顧客の増額②売上が下がる顧客の減額③売上がなくなる顧客のロスト金額である。これを①-②+③=既存顧客の売上変化が見れる。
  実は、多くの会社でマイナスになっている。
  つまり、既存顧客ベースでマイナスになる事である。その要因を探ると需要と供給のバランスの崩れが見て取れる。
  つまり、今まで通りの商品・サービスが要らなくなってきている。その背景は一つでは、まとめられない。しかし、構造を変化させないとジリ貧になる事は、確かである。
  構造とは、辞書で確認すると 一つのものを作り上げている部分部分の材料の組み合わせ方としている。商品とマーケット、費用のかけ方と収益の上げ方、必要機能と人のマッチング等であります。
  構造というキーワードは2012年の大きなテーマとなります。

 
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