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中小企業の生きる道は密着型経営

【解説】
  過去も今もこれからも中小企業は【密着型経営】である。
  代表的な密着カテゴリーが地域。
  中小企業の成長軌道は、【顧客に合わせて成長】する事が多いし、それが中小企業の生き残る道でもあった。しかしこの常道に変化が出ている。
  成熟化社会に縮小社会、そして世界経済環境変化が大きな変化を求めている。
  『自社の真の飯の種は何なのか?』、『自社にとって真にお付き合いしたいお客様とは誰なのか?』、『そのお客様は一体わが社に何を要求しているのか』を深考し、具体的な展開を図る事が、自社の生存につながる。
  既存顧客に合わせすぎた『商品構成・商品づくり・サービス体制』。この『合わせすぎ現象』 の弊害は確実に会社の体力・魅力そして将来を蝕んでいく。
  『お客様は無尽蔵に必要』とする発想ではなく、『自社にとって真に必要なお客様』を見つけていく、マーケテイング、ブランド力、各種販促が求められます。
  つまり、『自分は、自分達はこれで戦う、この道を進む』という道標、軸足を持つ事であります。
  今は戦略の時代。戦略とは自社の価値観を明確にする事でもあります。

 
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