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2016年5月9日 5W2Hは特効薬

数字の創り方を知っている社員は…

「組織は方針・戦略に従う」という言葉がある。

これは【方針・戦略があるから組織を構成できる】という意味でもある。

しかし、現実は【既存の組織があるから、それに合わせた方針・戦略】を考える思考習慣性が強くある。

後者の方法で考えると、方針・戦略が社員全員に徹底されていないケースが多い。

社員に方針・戦略を徹底する為には「分かりやすさ」がキーワード。

そのポイントは「5W2H」で整理すると分かりやすくなる。

●「What」何を主力商品、主力技術とするのか

●それを「Where」どこへ、どのマーケットに投入するのか

●この2つを掘り下げ、勝てる場を明確にすると同時に、社内に徹底させる為に、「Why」つまりその目的もはっきりさせる。

●そして、「Who」誰が推進していくのか、その体制を明確にする

●「When」いつまでに実施するのかというスケジュールを立案

●「How」どのように展開していくのかという具体策まで落とし込む

●「Howmuch」すベてを数値目標として設定していく

数字の創り方を知っている社員は

【何を】×【どこに】×【いくら】×【いつまで】×【どのように】の思考回路が回っている。

このように5W2Hで戦略を整理していくと、自社がやるべきことが実に分かりやすくなる。

指示命令が苦手なマネージャーや報告の要領が得ない社員には、この【5W2H】は特効薬になる。

 
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