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プロ意識を持つ事が風土病を克服する

【解説】
  戦略のキーワードとして【プロ化とコンビニ化】があります。
  コンビニ化とは、人に頼らない方法。コンビニエンスに行って商品説明を求める人は殆んどいない。なくてもわかるようにオペーレーションが工夫されている。
  プロ化とは提供する側がお客様に説明する事により、納得をしてもらい購入・利用してもらう事であり、絶対条件としてお客様より専門知識・技術がないと成立しない方法で手の込んだ方法ともいえる。
  コンビニ化は資本力のある会社のやり方、プロ化とは中小企業の戦い方。
  今における人の育成で大切な事は、風土病を無くす事。風土病とは、リーマンショック、大震災、放射能、円高等により、業績が落ち込んで萎縮・遠慮・自信喪失・覇気欠乏・対人恐怖・将来への不安・諦め感・惰性等と色々な風土病が人・職場を侵食しています。戦う前から負け戦の様相になっている事があります。
  このような状況だからこそ、職業プロとしての哲学・らしさの追求が重要な事となります。
  自分の職業認識を深めることが、自分の仕事に誇りを持たせる。この事がプロ意識を助成し、その職業の専門家をしての目覚め・気づきを与えてくれる。自分の仕事は「営業マン」ではなく、「○○の専門家」ですと誇りにすることが個人・会社の存在意義を高める事につながる。最初からプロの技術を持つ人はいないが、プロ意識は持てます。

 
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