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2015年3月23日 やる気にさせる技術


  
若者が感じる職場の魅力はいろいろあるが、やる気にさせる技術をもって対応する事は重要である。そのポイントを紹介します。

《目標を明確にする》

◎目標は到達目標と個別毎のクリア目標を2つの視点から設定

◎社員の職務能力を正確に把握し、 適正な目標を設定すること

◎目標を意識継続させる仕掛けをつくる

《仕事を意味付ける》

◎部下が行う仕事の意味や意義を伝えること

◎自社の仕事と社会との関連性を様々な視点から捉えさせること

◎社員の経験・力量にあわせて仕事の意味付けを行うこと

《意思決定に参加させる》

◎多少の時間がかかることを覚悟して、 部下に意見を言う場や決定を下させる場をつくる

◎会議の場など意思決定の場で、 部下の意見を積極的に求める

《即座にフィードバックを行う》

◎若手はやる事に対する不安感がある為に、結果・感想は早く伝える事が効果が上げる

◎「悪い」と指摘する時は原因と対策を明確に示す

◎褒めたり注意する時は「気がついた時、 その場でが最も有効

《新しい役割りを付加する》

◎仕事に慣れた頃に、新しい課題や 仕事を与える

◎高い視点、 広い視野がもてる仕事を与え、 現在の仕事を節目でリセット

《成果発表の機会を設ける》

◎部下が出した成果、そこに至るプロセスを発表させ、スポットライトに当らせる

◎認めてもらう喜び・達成感を体験させる

目に見えない要素の自発性・自主性を重要視する事が必要となるし、人間の本能である存在を認めてあげる事でやる気は増進していく。

この若者をやる気にさせる技術が非常に重要となってきている。

その背景は次回にご説明いたします。

 
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