2014年12月8日縮小マーケットは残存者利益の流れに

　　
縮小マーケットは残存者利益の流れになる。

現在、マーケット規模が100で業者の数が10社とします。縮小マーケットとはマーケット規模が70になる事。

ポイントはマーケット規模が70％に縮小しても、業者の数は7社ではなく、3～5社に絞られる点である。

この競争に生き残る事が残存者利益を確保する事になる。

縮小マーケットで安定期に入ると数多くの企業が撤退し、ライバルは限定される。

そうなると、一転して、利益を出しやすい体質になる企業になる。

残存者利益の条件として

●大きな成長は期待できないものの、絶対になくならない製品である事

●市場の成熟期を耐え忍ぶだけの体力がある事

●競争相手は多いものの、それほど強くない事

●新規参入が容易ではない事

●トップ企業もしくはカテゴリーキラー企業になれる

●損益分岐点を70％以下のコスト構造へ

が必要になる。