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2014年8月11日  後継者のための21世紀という組織づくりの視点


  
経営承継というリーダーの交代は、経営組織のあり方を見直すよい機会となる。

後継者のための組織づくりは、現経営者と後継者をはじめとする次期経営陣の共同作業で行っていく。

しかし、環境激変に伴い、注意すべき点に21世紀という視点がある。

21世紀型中小企業のキーワードに当たり前のレベルを変える・上げる事がある。

例えば、当たり前のレベルを上げる事でいうと、外部環境の変化やその影響が自分の業界・会社・自分に何をもたらすのかを考える習慣である。

これは、自分と社会・組織との関わり合いを意識することで、ワンランク上の仕事をしていく思考回路を育ててくれる。

外部環境の変化を意識する事は、それについての情報収集が必要になるし、その影響を考える時には、業界・ライバルの事も考える。

その上で、我が事として置き換えるので、危機感が生まれやすくなり、成長を促してくれる。

成長とは、当たり前のレベルを変える・上げる事でもある。

経営継承に直面する企業は、当たり前のレベルを変える・上げる事を視点に、会社を見直すと後継者はやりやすくなる。

 
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